南アフリカランド スワップ金利サヤ取り決済まとめ その1
先日になりますが、南アフリカランドのスワップ金利サヤ取りポジションを決済しました。質問や新たに両建て運用を始めたいという方からメールを頂いているので参考までに2回くらいでまとめてみたいと思います。
使ったFX業者
今回の運用は、以下の2社を使っております。
買いFX業者:日産センチュリー証券 大証FX口座
売りFX業者:DMM.COM証券
このスワップ金利サヤ取りは、上記で南アフリカランドを両建てにして運用します。両建てですので、為替リスクがほぼゼロという特徴があります。
為替リスクがほぼゼロでありながら、買いポジションと売りポジションのスワップ金利差を利益として受け取っていくものです。
現在の南アフリカランド スワップ金利比較
この表での5月時点では、DMM売りスワップ金利ー110円と日産センチュリー+144円となっています。10万通貨の両建てをすれば、差額の34円を受け取れる計算となります。
今回のやり方は下記ページにてまとめてあります。
参考:南アフリカランド 2012年スワップ金利サヤ取り
同様のやり方で、数年前に豪ドルでやっています。今年はスワップ金利差拡大の目立つ南アフリカランドを使って運用しています。
2回目の結果
さて、遡ること半年ほど前に・・・・この運用は開始しています。12月~1月にかけて大証FXの買いスワップ金利が200~300円くらいまで上昇した時期があり、このメルマガでも昨年12月8日号あたりから「そろそろチャンスです」ということを書き始めています。
私の方は、1月からポジションを作っています。先日までに2回の売買をこなし利益状況は以下のようになっています。
- 1回目の売買利益: 59,550円
- 2回目の売買利益:122,110円
- 合計利益 :181,660円
参考までに5月31日に行った2回目のポジション作成時取引と決済時取引を書き出してみます。
2回目の売買
*ポジション作成時取引:3月14日
DMM.COM証券
11.017円 300万ランド売りポジション
日産センチュリー証券
11.020円 300万ランド買いポジション
*ポジション決済時取引:5月31日
DMM.COM証券
9.220円 300万ランド買い決済
- 決済利益 +5,392,000円
- スワップ金利累計 -264,000円
- 合計利益 +5,128,000円
日産センチュリー証券
9.230円 300万ランド売り決済
- 決済損失 -5,370,000円
- スワップ金利累計 +368,730円
- 大証FX往復手数料 ー4,620円
- 合計損失 -5,005,890円
こんな感じになります。
両方の合計損益をあわせたのが2回目の合計利益となります。
2回目の売買利益:122,110円
大証FXの往復手数料が気になる方もいるかもしれません。大証FXの南アフリカランドスプレッドは日中1銭前後まで狭くなるため、手数料を考慮しても店頭FX業者よりも有利なことが多くなっているという現実があります。
あまり気にしないで下さいね。
ちょっとした違い
「あれ?」
・・・と、思ったかもしれませんね。
連載を読んでから実際にポジションを作っている方は「なんでこうなるんだ」という感想を持っているかもしれません。既にお気づきの方も多いかもしれませんが、この利益のポイントは2つあります。
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