短期で億を稼いだよくあるパターン
前回、追撃売りについて書きました。これは、上げ相場で売り、下げに転じて更に売るという形で利益を大きく伸ばしていける技術です。ここまで書くと1つの疑問がでてくると思います。
どこで利益確定するのか?
利益確定をどこでするのかについてのヒントとなる考え方が「そろばん」の中に書かれています。ちなみに、その考え方は現代の利益確定の考え方とは、反対といっても良いものです。
では、始めましょう。
チャンスは徹底的に活かす
「頭と尻尾はくれてやれ」~相場格言
有名な相場格言ですのでほとんどの方がご存知でしょう。利益を出すときにあまり欲張ってはいけないという戒めとしても使われます。
でも、・・・・山種さんはちょっと視点が違います。
山崎種二氏は、「そろばん」の中で儲け方について、こう書いています。
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もうける時には、よくハラ八分とか、頭と尻尾はくれてやれ、という戒めがある。が、チャンスは徹底的に活かすべきだ。いささか執念ぶかいところは巳年生まれの持つ性格かもしれない。
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追撃売りのときの彼の心構えでもあるようです。
誤解を覚悟で書くと「波に乗ったらとことん行く。徹底的に儲けられるだけ儲ける」という事です。
この形は、「短期で億を稼いだパターン」によく似ています。
短期で億を稼いだパターン
これは「波に乗ったら安心」という部分にも繋がるところでもあります。
相場で億を稼いだ人達の中には、「追撃売り」や「乗せ」で徹底的に利益を増やしていく売買で短期で大きく稼いだ事例がいくつかあります。意識せずにこれが偶然出来た方もいますし、運用技術を磨き続けて遂にやり遂げた方もいます。
アイネット証券とのタイアップでプレゼントさせて頂いている「億をかせぐトレーダーたち」の中でも山崎種二氏のような稼ぎ方をして億以上の利益を出したと思われる方がでてきます。
⇒アイネット証券タイアップ企画 「億をかせぐトレーダーたち」
FXでもこのやり方は通用すると私は感じています。株や商品先物で有効な技術でFXに応用できなかったものはあまりないからです。
次回以降、このやり方も紹介しながら、山種の追撃売りがなぜ失敗が少ないの理由について書いてまいります。
短期で億を稼いだパターン まとめ
前回の追撃売りの続きです。短期で億を稼いだ方の売買の中にはこの形跡がみられるものがあります。