昔米相場 今為替相場

「そろばん」の中にもあるように、昔の日本経済は米中心経済でした。当然米相場の値動きは国民生活に直結するという強い影響力を持っていたようです。

現在の為替相場と似ていますね。現在は、貨幣中心経済です。円高・円安の為替変動は国民生活だけでなく、国の浮沈を握るといっても過言でないほどの影響力を持っています。

円高:輸入価格下がり、デフレになり易い。
円安:輸入価格上がり、インフレになり易い。

無論、こう書けるほど単純ではないのですが、今の日本と隣国の韓国を見ると、ほぼその通りになっています。

日本は、円高傾向が続きデフレ傾向が続いています。
韓国は、逆にウォン安の影響でインフレが問題となってきています。

実際に韓国を旅行した方はお気づきだと思います。10年くらい前まで韓国ウォンは、100円=10ウォンくらいでした、その頃は、韓国の物価は日本の3分の1とも言われていました。

現在は、100ウォン=6.7円くらいになっています。韓国では国の施策として意図的にウォン安に誘導してきています。

でも、今の物価は日本の7割くらいの水準です。もしも、円安となり昔の100ウォン=10円くらいのレートになったら、日本と韓国の物価はほとんど変わらなくなるだろうと推測されます。

この背景には、韓国経済の急速な成長があるのですが、一般国民からすると給料の伸び以上に物価上昇のほうが大きくなっているという側面もあり生活が苦しくなっている人が増えているといわれます。

物価上昇の大きな要因の1つが「ウォン安による輸入価格上昇」です。

韓国と同じような経済構造を持つ日本が、近い将来同様の状況になる可能性は十分にあります。

為替を制するものは相場を制す

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昔米相場 今為替相場 まとめ

 

昔日本国民の生活に大きな影響を与えた米相場は、現代の為替相場のようなものかもしれませんね。相場の世界でもっとも難しいといわれている為替相場を一緒に攻略してまいりましょう。