自動売買でも生きる「休み」
FXの自動売買運用を2年ほどまえより続けています。運用状況や考え方などはブログや無料レポートでもまとめてきました。
FX自動売買ブログ
このブログでは、FX自動売買初心者向けである「エコトレFX」「オートFX」「アルゴFX」の運用公開をしています。
短期的にはマイナスになることもあるのですが、概ねゆるやかに利益が出せるようにはなってきています。
実は・・・・
うまくいくようになったポイントの一つは「休みの実行」なのです。
私の自動売買ブログやFACEBOOKをチェックしている方はすでにお気づきかもしれませんね。売買システムやストラテジーを全く動かさないで「休み」にしていることが結構あります。
これは「使えそうなシステムがない時は動かさずに休む」という自己ルールによるものです。
これには異論もあるかもしれません。
オートFXなどは400以上ストラテジーが用意されているので、使えそうなシステムがない時なんてないだろという異論です。。
理屈上はそうなのですが、でも現実には使えるストラテジーが蜜からない時があります。例え、どれだけ調子の良いストラテジーをみつけたとしても「様子をみないとわからない」というものがいくつもあるからです。
そういう時は・・・「ウオッチリスト」に入れるだけにして今後の動きで使うかどうかを決めます。このため、そういう時などは稼動ストラテジーをゼロにしてポジションも持たないで資金を休ませておくことになります。
この辺は、裁量トレードと考え方が同じです。
最近、自動売買運用で「試し玉」も使い始めています。
「試し玉」は、うねり取りなどの裁量トレードではよく使われるテクニックの一つですが、自動売買でも有効そうなので取り入れることにしました。
今のところ有効に機能しています。
自動売買なんてさあ、調子の良いストラテジー選んでそのまま任せておけばいいんじゃないの?
こういう意見もあるかもしれません
でも、この考えだと自動売買では勝つのは難しいと思われます。どんなストラテジーにも好調と不調の波があります。好調な時期にそのストラテジーを稼動させるのは有効な戦略の一つですが「不調になったときどうするのか」をはっきりと決めておかないといけません。
今日まで好調だった・・・でも、明日からは不調になった。・・・なんてのは、結構あるからです。
「休み」を入れてから成績安定
「休み」の大切さは、山崎種二氏に限らず多くの成功者が力説している部分です。このメルマガでも、折に触れて書いてきていますす。
自動売買攻略は2010年ごろからやっています。メルマガでもたまに記事を書いてきたので覚えておいでのカも多いでしょう。
最初のうちは結構苦戦しました。一時的に調子が良くなっても長続きしないのです。不調になるとやり方を変にいじったりして余計に損が嵩むという事も度々ありました。
そこで、窮余の一策として「休み」を入れることにしたのです。そして、適度に「休み」を入れるようにしてから成績が安定し始めました。
この結果は、私も意外でした。
裁量トレードは、売買判断を人間がするので頭を冷やすために「休み」が大切だというのはよくわかります。
自動売買は、機械が売買判断するので「休み」は要らないかもしれないというのが、当初の私の考えだったのです。
でも、やってみると「休み」を入れた方が運用成績が良いのです。
現在は、調子が悪くなったときだけでなく調子が良いときにも「休み」を入れるルールを作って実行しています。これによって、自動売買で大きな穴を開けることはほとんど無くなってきます。
勝つために
「休みのない相場は負け相場」 ~相場格言
昔からのこの相場格言は、どんな運用法でも生きているのだと改めて感じます。
自動売買については、いずれ連載でまとめたいと思っていますので、ここではこの辺にしておきます。
自動売買成績を安定させた「休み」 まとめ
私の自動売買口座が軌道に乗り始めたのは自己ルールに「休み」を取り入れてからでした。私自身、これは意外でした。