くりっく365で中国元円売りポジション作って感じる事
今回は、中国元円編の3回目です。
現在、岡安商事くりっく365口座で100万元売りポジションを保有中です。その特徴についてまとめています。⇒岡安商事 くりっく365口座 タイアップ中です。
くりっく365中国元円 スプレッドは業界最狭水準
くりっく365で扱っているCNYJPYのスプレッドは、日中1銭くらいです(固定ではないので、時間帯によっては大きく開いたりもします)。
中国元円は、後述するセントラル短資以外にもIGマーケッツなどが扱い始めています。今のところ、それらの業者さんのスプレッドは2銭以上となっています。
くりっく365は手数料があるので不利だと思うかもしれません。
でも、中国元円の売買は10万通貨=1枚なので、手数料の影響は少ないのです。私が中国元売買で使っている岡安商事の手数料が片道189円・往復378円です。これをスプレッドに換算すると0.378銭になります。
くりっく365のスプレッドを約1銭と考えれば手数料を考慮しても1.378銭ということになります。
この辺は、南アフリカランドと同じような感じです。南アフリカランドも手数料を考慮しても大証FXやくりっく365の方がスプレッドの条件が良いということを前に書きました。
手数料100円はスプレッド0.1銭に相当
手数料無料が主流の店頭FXとは違い、くりっく365には手数料が存在します。取引手数料は片道80円~500円くらいとなっています。私が中国元円で使う岡安商事が片道189円・往復378円です。
手数料無料になれていると、この手数料がとても重く感じるかもしれません。でも、1枚=10万元で行う中国元円の売買に関しては低スプレッドのお陰で、手数料を考慮しても投資家の負担は少なくて済みます。
ここは意外かもしれません。
今のところ中国元はまだ取り扱っている業者が少なくて競争があまりないというのもあると思います。これから、参入業者が増えると状況が変わってくるかもしれません。
今後も参入業者さんの状況などはチェックしていきます。
注意して頂きたいのは、「中国元円の取扱いのないりっく365業者」さんもあることです。
中国元円取扱いのないくりっく365業者
くりっく365業者でも、中国元円の取扱いのない業者がいくつかあります。例えば、私が豪ドルスワップ運用のメイン口座にしているスター為替証券がそうです。
今後の取扱い可能性などを、数ヶ月前に電話で問い合わせをしています。返事は、「当面扱う予定はない」とのことでした。くりっく365中国元円売買をする際には、この辺も確認しておく必要があります。
もう1つご注意いただきたいことがあります。
売買数量が少な目
それは「一日の売買高」です。現状、くりっく365の一日の売買数量は100枚以内です。
これは、ちょっと不安の種です。私が10枚くらいの売りポジションを作るだけでも、その日の中国元円売買の10%に相当するという状況なのです。
現状、売買数量が少ないことでデメリットを感じることはないのですが、今後どうなるかはわかりません。売りポジションが大量に発生すると、マイナススワップ金利が中心だったバランスが崩れる可能性があるかもしれません。
このCNYJPYのスワップ金利は通貨の人気度合いで大きく左右されるからです。もしそうだとすれば、売りポジションが大きく増えれば、スワップ金利は買いポジション側につきやすいということにもなります。
スワップ金利決定の仕組みは公開されていませんので、あくまでそういう可能性もあるかもしれないというレベルです。私の杞憂であればいいんですけどね。
私自身も当面は、あまり大きなポジションを作らずに様子をみて使い方を考えていくつもりでおります。
次回は、買いポジションで使っている中国元円の特徴です。
スワップ金利サヤ取りについて
2つのFX業者を使い両建を使って為替変動リスクをほぼゼロにしながら利益を出していくのがスワップ金利サヤ取りです。ここでは、現在の期待利回り状況や運用上の注意事項などを通貨ペア別にまとめていきます。
この運用法の考え方はここが基本になります。
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