5億のきっかけ
下げ相場をきっかけに累計利益5億円を達成して秋山氏の続きです。秋山氏は「億を稼ぐトレーダーたち」で紹介されている方です。
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上げ相場で売りポジションがピンチに陥った秋山氏、あと1日で終了というところまで追い込まれます。相場は、そこを天井として下げ始めます。
普通であれば、ホッと安心して利益確定・・・となるところですが、彼の行動は違うものでした。これが彼が5億円を達成するきっかけとなります。
では、続きを始めましょう。
天井後の追撃売り
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そこから、ガンガンと売っていったんですよ。
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大胆ですねぇ。
でも、これが先日から書いている「追撃売り」なんです。
秋山氏は、当時をこう解説しています。
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天井をうったんだろうということで、少し下がったところで売り増しを始めたのです。枚数が多かったので、もっていかれたときの損も大きければ下がったときに状況が回復するのもドラスティックでした。
新規に建てる余力が出たら売り増しをして、さらなる下げで評価益がでて更に売り増しする余力を生む。
こういう流れのながでどんどん売り乗せていったのです。
最終的に利益を取り、2004年の末には約7000万円の累計利益を記録していました。
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天井・大底後のポジション増の難しさ
この秋山氏のポジション操作は、山種氏の追撃売りに近いものだったと感じます。
「天井まで売り続け、天井をつけた後は更に売り続ける」
これを実際の相場でやることがいかに困難かは、相場運用を数年やった方であれば説明するまでもなくご理解いただけるでしょう。
ちなみに・・・・
私には到底できません。今年はこれが出来るようになるのが目標です。
FXに置き換えて考えれば・・・2008年~2009年に豪ドルが100円台から50円まで落ちた頃に、50円台で上昇し始めたときに買いポジションを増やし始めたような感じです。
あの時、私は豪ドルを一旦損きりした後に勇気を出して再度買いました。
それでも、買えたのは30万豪ドルが精一杯でした。本当は、60万豪ドルくらいまで買い上がりたかったのですが、当時の私には出来ませんでした。
「この後、豪ドルは上がるだろう」・・・という感覚は持っていました。
でも、・・・「もし・・また下がったら」・・・という気持ちが邪魔をして追加買い注文が出せませんでした。
それでも、この30万豪ドル買いポジションで1000万円以上の利益を計上しています。
秋山氏の行動を、この時に置き換えれば、60万豪ドルはおろか100~200万くらい買うような大胆な買いポジションを作って波に乗っていったことになります。
この高度な操作を、秋山氏は窮地を脱したときにやり遂げたということになります。
ここで波に乗った秋山氏は、このあとも乗り続け2005年に1億円、2007年に5億円の累計利益を達成します。
この秋山氏の累計利益5億円の話には後日談があります。これも、皆様には今後大切になる部分です。
次回へ続く
5億のきっかけ まとめ
やったことは単純でも、それが出来るかどうかは別次元です。こういう運用が出来るようになろうと日々の場帳記入を続けております。