米ドル円 RSI+一目均衡表での考察

RSIエグジットでエントリーして一目均衡表で決済するEAをつくり、米ドル円での成績を検証してみました。RSIエグジットは、RSIが70を越えた後に70割ったら売りエントリーという感じで、RSIを順張り的に使うやり方です。

ここで、その結果を記事にまとめました。私にとっては、今後のEA開発のための備忘記録的な意味があります。読者の皆様の売買やEA開発初学者の参考になれば幸いです。

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  • バックテスト期間:2010年~2014年5月16日
  • 使用MT4業者OANDAJAPAN

米ドル円1分足

米ドル円 チャート1

  • 時間軸:1分足
  • 損益 -7213
  • 勝率 59.96%
  • PF 0.87

完全な右下がりのバックテスト結果です。このEA設定では無理があるようです。

米ドル円 5分足

米ドル円チャート5m

  • 時間軸:5分足
  • 損益 342.87
  • 勝率 61.91%
  • PF 1.01

1分足であれだけ悪い成績だったのが、5分足でここまで改善するのは意外でした。ドローダウンも大きいものの、周期を考慮すれば使えないことはないかもしれません。

米ドル円 1時間足

米ドル円チャート1h

  • 時間軸:1時間足
  • 損益 2454.24
  • 勝率 60.55%
  • PF 1.29

今回のバックテストで一番好成績なのがこの1時間足でした。損益曲線が下降気味なのを除けば、まあまあの成績ではないかと思います。このEAをさらに利益がでる形に加工検討するのであればこの1時間足が良さそうなきがします。

米ドル円 4時間足

米ドル円チャート4h

  • 時間軸:4時間足
  • 損益 -181.27
  • 勝率 58.20%
  • PF 0.97

成績もパッとしないのですが、損益グラフも好不調の波がないため使いにくい。

米ドル円 日足

米ドル円チャート日足

  • 時間軸:日足
  • 損益 1172.06
  • 勝率 45.45%
  • PF 1.45

今回のバックテストで勝率が50%を割ったパターン。これまでは「利小損大タイプ」だったものが、日足では「利大損小タイプ」に変身している。同じEAでも、時間軸によって利益の出し方が変わるのは面白い。

米ドル円でのRSIエグジット+一目均衡表はまあまあという気がします。米ドル円は、往来相場が多いのでRSIが合うような気がするのですが、実際にEAをつくってテストしてみるとあまり良い成績が出ないのは不思議な感じがします。

私の視点がまだまだ甘い部分もあるのかもしれないですね。

まだまだ未熟ですね。