中国元両建効果 為替相場下落でも利益増加
前回メルマガ発行してからの3日間で中国元両建ポジションでは以下の利益が発生しています。
- セントラル短資 100万中国元買いポジション
- 為替値:12.279⇒12.373(昨日終値)
- 3日間の発生スワップ金利:+2,400円
- くりっく365 100万中国元売りポジション
- 為替値:12.329⇒12.366(昨日終値)
- 3日間の発生スワップ金利:+8,950円
中国元相場はここのところ下落気味に推移しているのですが、両建のお陰でポジションの為替収支にはあまり大きな影響はありません。前回書いたサヤの変動の範囲内で為替差益は動いています。
スワップ金利は、買いポジションと売りポジションの両方から発生する状況が続いています。3日間で1万円以上というのは、100万元両建としてはなかなかおいしい水準です。
無論、これが続くという保障がないのはこれまで連載で書いてきたとおりではあります。今のところは、当初の目論見に近い感じで全体の運用資金が増え始めてきているように見えるというところです。
中国元両建の最後のまとめ部分として、今後考えていることについても書かせて頂きます。
当面の最大ポジション限度
「中国元両建は、最大200万元を限度とする。」
当初、300万元までと考えていましたが、200万元くらいに抑えて様子をみていくつもりです。現在は100万元両建ですので、あと100万元増やす可能性があるということになります。
参考までに、南アフリカランド両建の限度ポジションは自己ルールで400万ランドとしているので、その半分までのポジションに抑えるということでもあります。
これは、中国元特有の「管理通貨のリスク」を重視した結果です。何が起こるかわからないというリスクはもう少し重くみるようにしました。リスクを最小限にするのが両建の良いところですので、原点に戻るという意味もあります。
ただ、ポジションの推移をみながら「新たな利益源の可能性」も感じています。
新たな利益源の可能性
「くりっく365中国元は、セントラル短資買いポジションのつなぎ売り用として使うのも良い」
そんな感じも持っています。
「つなぎ」という言葉を始めて聞く方もいるかもしれません。このやり方は「利益確保の両建戦略」とでも言い換えられるかもしれません。
つまりこうです。
- 中国元を12.200で買いポジションを作った。
- 12.500になったところで売りポジションを作った。
- この両建ポジションには0.300の利益が乗っている。
通常なら、買いポジションを作り値上がりすればそのまま売り決済して終了なのですが、両建にしたほうが更に利益を増やせるということがあります。
そういう時に、売り決済をせずに売りポジションを作って両建にしてしまうのが「ツナギ」又は「つなぎ」です。
株や商品先物では「つなぎ売買」とも言われています。
例えば、高金利時代の株式投資では信用取引を使って売りポジションを作ると金利が受け取れました。
つまり、現物株を持っていて信用取引で売りポジションを作ればリスク値動きの変動リスク無しで金利収入を受け取れるという使い方ができました。
これと同じことが、中国元両建ではできる可能性があります。
この両建により、ポジション全体では0.300という利益が確保されたままになります。この「つなぎ」を使った両建によって以下の状況が期待できます。
「両建ポジションにしておくだけで値上がり益を確保しながら両方のポジションからスワップ金利が発生して利益が増加する可能性がある。」
つまり・・・・
- セントラル短資は、買いポジションでプラススワップ金利が基本
- くりっく365は、売りポジションでプラススワップ金利になり易い
この傾向を利用します。
これが出来ると、中国元を使った売買の幅が大きく広がります。これも、今後の実験対象にしていく予定です。
これから中国元両建をする方へ
最後に、これから中国元両建をお考えの方への忠告というかアドバイスです。
「くりっく365のスワップ運用での中国元ポジションは、最初は1枚で様子をみる」
最終的には10枚くらい売りポジションが作りたくても最初は1枚にした方がいいです。何度か書きましたが、くりっく365中国元スワップ金利の日々の変動はとても大きくて最初はビビる方もいると思います。
なので、まずは1枚のポジションで様子をみることから始めてください。
いきなり10枚も作ると日によっては、1万円のマイナススワップ金利も発生することもあるので、ちょっと精神上よくないのです。そんなの平気・・・という方は良いのですが、私のような小心者は到底耐えられません。
まあ、私だけかもしれませんけどね。
スワップ金利サヤ取りについて
2つのFX業者を使い両建を使って為替変動リスクをほぼゼロにしながら利益を出していくのがスワップ金利サヤ取りです。ここでは、現在の期待利回り状況や運用上の注意事項などを通貨ペア別にまとめていきます。
この運用法の考え方はここが基本になります。
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