中国元両建 資金管理ルール
現状の中国元両建の資金管理ルールに入ります。
10万中国元円あたりの証拠金
- 買いポジション 20万円
- セントラル短資口座 CNHJPY
- 売りポジション 20万円
- くりっく365 CNYJPY 手数料最安値グループ GMOクリック証券 くりっく365口座
- 待機資金 0円
中国元円は、今のところとても値動きが緩いということもあり、待機資金は0円にしてあります。まだ様子をみながらやっている段階ですので、今後待機資金を増やしていく可能性があります。
他の通貨に比べると、随分、証拠金が厚くなっているような気がしますね。
これにはちょいと事情があります。セントラル短資の中国元円売買の際の証拠金は少し多く必要になっているのです。
南アフリカランドの場合は、10万ランドで10万円だったのに中国元円ではその倍の20万円としています。これは、セントラル短資の中国元円ポジションを作る際には、最大レバレッジ10倍となっていて、証拠金もそれだけ必要となるためです。
1元=12.5円とすると10万元は125万円となります。
証拠金は、その10分の1である12.5万円必要となります。なので、南アフリカランドと同じ10万円では10万円では10万元買いポジションが作れません。ポジション作成後の為替変動も考慮して20万円としています。
ただ、ロスカットの基準はレバレッジ25倍で計算されます。今の段階だと維持証拠金が約5万円ですので、ロスカットまでは含み損15万円(値動きで1.5円相当)までの余裕があります。
ちなみに、くりっく365の中国元はレバレッジ25倍でポジションが作れるので10万元売買の必要証拠金は現状約5万円となっています。ロスカットの基準となる維持証拠金も5万円となり、セントラル短資と同様に含み損15万円までの余裕があります。
南アフリカランドの場合は、半年もみていると1.5円くらいの値動きは1回くらいはあります。でも、中国元は去年からの1年間でも値動きが1.5円の中に入っています。
ここ2年くらいはユーロ以外は大人しい値動きが続いているというのもありますが、いきなり大きく荒れたりしない限りはこれで大丈夫かと思われます。
まずは、この辺で様子をみてみます。
実際のポジション状況
8月3日より両建にしてあるポジションの口座画面を9月7日のブログにて紹介しています。
セントラル短資 100万元買いポジション口座画面
(ページの下のほうで掲載)
くりっく365 100万中国元売りポジション口座画面
(クリックすると画像が拡大します)
これらの画像はぼ同時間に撮ったものです。
これを見てどう思いますか?
あれ?
なんでこうなっているの?
こう思われた方は、スルドイです。
- 両方のスワップ金利で利益
- 2つのポジションの合計評価利益が既に10万円以上でている
この時点での利益は既に18万円ぐらいになっています。
両方とも、為替リスクほぼゼロでやる両建ではなかなか起きない現象です。400万円の証拠金で両建して1ヶ月で既にスプレッドを考慮しても4.5%の利益となっています。
このまま放置しておくと、年利50%も出来るのでは・・・なんて思いたくもなります。この画像が撮れたの自体は偶然なのですが、中国元両建の特徴を良く示しています。
念のため、申し上げておくと「いつでもこんな事は起きない」ので凄く儲かりそうだという幻想は捨ててくださいね。
スワップ金利サヤ取りについて
2つのFX業者を使い両建を使って為替変動リスクをほぼゼロにしながら利益を出していくのがスワップ金利サヤ取りです。ここでは、現在の期待利回り状況や運用上の注意事項などを通貨ペア別にまとめていきます。
この運用法の考え方はここが基本になります。
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