売りで5億を稼いだ日本人トレーダー

今回は、「億を稼ぐトレーダーたち」にも乗っている秋山氏です。この本は日本版「マーケットの魔術師」と呼んでも良い無いようです。実際に億以上を稼いだトレーダーたちの本音や考え方が引き出されていてとても勉強になります。

アイネットFXでプレゼント中「億を稼ぐトレーダーたち」

9名の個性豊かなトレーダーに林氏がインタビューする形式で、これも「マーケットの魔術師」の形式を踏襲したような感じになっています。

この本の一番最後に「累計利益5億円で牛丼に半熟卵をつけるようになりました」というサブタイトルとともに紹介されているのが秋山氏です。

秋山氏は、2007年に累計利益5億円を達成したトレーダーです。実はこの方は商品先物の世界では結構な有名人でもあります。私も、この本で紹介される前より名前やサイトは知っていました。

ちなみに年齢も私とかなり近い方です。5億円を達成したのは30代後半のようです。

あと1日高かったら終わりだった

「億を稼ぐトレーダーたち」の中の文章を抜粋させて頂きながら、話をすすめてまいります。

億を稼げるようになる直前は、かなりの窮地に陥っておりました。

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その時、片張りの売りだけで80枚抱えていました。大暴騰する中で毎日1000円ずつ上がったこともありましたから、1日で最大800万円の損です。

きつかったですね。

私はサヤ取りと片張りのダブルでやられていましたから、完全に飛ぶ寸前までいきました。

実は、あと1日高かったら終わりだったのです。

----文章つなぐために少し修正しています。

秋山氏は、いろんな投資法をやっていました。その中でも「サヤ取り」と「サヤすべり取り」をとく手がけていたようです。ちなみに、システムトレード=自動売買もやっています。

ここまでは、どことなく私にも似ていたりします。

ちなみに、ピンチに陥った状況も似ています。私も、サヤすべり取りをやり始めた20代の頃に暴騰の連続で苦しみました。

私の場合は、ほとんど運用資産が無くなったところで自分で決済して一旦終了させています。その結果、当時の全財産500万円を飛ばしてしまい、その後3年くらいは資金が無くて相場運用は出来ませんでした。

秋山さんの場合は、決済はせずに踏ん張っていたのです。

その結果・・・・

運命の日

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週明けの月曜日、マーケットは高値で始まります。そのままいけば強制決済されて完全に試合終了というところでした。まさに”万事休す”でした。

ところがその日は、それまでとは明らかに違うパターンで、スーッと下がっていったのです。

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これだけだと・・・

「運が良いだけじゃないの?」

・・・と思ってしまうかもしれません。

でも、違うのです。

80枚程度の売りポジションでは5億円の利益は出せません。本当にすごいのはここからなのです。

下げに反転してからの秋山氏・・・・これ、勉強になります。

次回へ続く。

30代後半で5億を稼いだ日本人トレーダー まとめ

「売りで5億を稼いだ日本人トレーダー」

5億円を作った過程がとても重要です。私は将来のために刻んでおくつもりです。