売りポジション用FX業者

南アフリカランド売りポジションの有力候補は、今のところ2社に絞り込まれます。

基本的にこの2社のどちらかを選ぶことになると思います。

⇒ スワップ金利重視でFXプライム
⇒ スプレッドの低さ重視でDMM.COM証券

あとはFXトレードフィナンシャルさんも一時的に低くなることがあります。ただ、一時的であるのとスプレッドが5銭と広目であるため、現状はちょっと使えない状況です。

今話題のSBIFXも面白そうです。南アフリカランドのスプレッドが0.99銭です。でも、現状はちょっと難しいようです。

そのスプレッドは1万通貨以内の売買の場合に適用されるからです。ちなみに、SBIFXの30万ランド以上のスプレッドは4.01銭なのです。

この運用法は、ポジションの規模が100万通貨単位と大きくなりがちです。そのためちょっと厳しいと思われます。

ちなみに、現在のところSBIFXは南アフリカランドのスワップ金利的な魅力が薄いのでそういう点でもこの運用法の候補にはなりにくいという事情もあります。

南アフリカランドスワップ金利比較
 
上記比較売りスワップ金利の8月7日データで比較するとFXプライムがー75円でDMM.COMがー110円となっていて35円ほどFXプライムが有利になっています。

一方スプレッドは、FXプライム3銭に対してDMM.COMが1.9銭ですのでDMM.COMが1.1銭有利です。

1.1銭は南アフリカランドスワップ金利換算すると10万通貨で1100円に相当します。35円の差が続いたと仮定すれば30日くらいで埋められる水準です。

私はいつもDMM.COM証券を使っています。

読者歴の長い方は、ご存知かもしれませんが、なぜかFXプライムさんだけは口座開設が出来ません。たまにはFXプライムを使いたいという気持ちはあるのですが出来ない状況なのです。

口座の作れる方や既にお持ちの方は、以下も留意のうえ利用するかどうか検討されると良いと思います。

FXプライム 自動ストップロス制度にご注意

FXプライムを売りポジション用として使う場合には、予め注意して欲しいことがひとつあります。

それは、「自動ストップロス制度」です。

これは、FXプライムさん独自の制度で選んだコースによって自動的に強制ロスカットの値幅が設定実行される制度です。

例えば、1万円コースを選択すると50銭逆行で強制ロスカットされます。通常のFX業者さんであれば証拠金を沢山預けてレバレッジを3倍程度にでもしておけば、少々の値動きでは強制ロスカットは起きません。

でも、「自動ストップロス制度」では証拠金に余裕があっても実行されてしまいます。両建運用のときにはこの制度の対策が必要になります。

FXプライム概要
 
上記ページの「FXプライムの特徴」の中で両建運用の際の自動ストップロス対策をご紹介しています。これである程度対応はできると思います。ただ、ご自身で理解したうえで余裕を持ったルールを決められるようにお願いします。

スワップ金利サヤ取りについて

2つのFX業者を使い両建を使って為替変動リスクをほぼゼロにしながら利益を出していくのがスワップ金利サヤ取りです。ここでは、現在の期待利回り状況や運用上の注意事項などを通貨ペア別にまとめていきます。

この運用法の考え方はここが基本になります。

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